個人間シェア モノシー

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ここ最近準備していたプロジェクトがもうすぐ公開できそうです。いつものことながら、簡単にすぐできると思っていたのですが予想の2倍ほど時間がかかってしまいました。MVPの考え方は大事だと思うのですが、どうしてもある程度完成した状態でないと、お客様に迷惑がかかってしまいそうで、時間がかかってしましました。

さて、その新しいプロジェクトはモノシーという名前のサービスです。

モノシー
https://monosea.com/

このサービスは一言で言ってしまうと、「個人間シェア」のサービスです。誰でも自分の物を貸し出して収益を得ることができます。逆に、誰でも個人が出品しているアイテムを借りる事ができます。

  • 高価なもの
  • 珍しいもの
  • かさばるもの

まず当初は、小さいながらもこの3種類のマーケットを作り出せるのではと考えています。

シェア・サービス

最近アメリカではシェアサービスとして、様々なサービスが公開されています。airbnbなどの不動産シェア、uberなどの自動車シェア、Netjetsなどの自家用ジェットシェアなど、様々なカテゴリーのシェアサービスのりようが拡大しています。

一方日本では法規制、文化的慣習などの影響があり、本格的なシェアビジネスの参入が進んでおりません。シェア・エコノミー最大のマーケットである不動産シェア、自動車シェア、ジェットシェアの立ち上がりはアメリカのケースよりもかなり小さく遅れたものになっています。

モノシーの特徴

そこでモノシーでは、アメリカのサービスのように特定のジャンルに特化するのではなく、全てのものをシェアできるサービスとしています。こうすることで、お客様にとっても良いことがあります。

ひとつは、誰でも収益を得るチャンスがあることです。不動産・自動車・ジェットなどは高価なので、貸し手となって収益を得ることができる人は限られます。一方モノシーは工夫次第で誰でも収益を上げることができます。

もうひとつは、信頼性に関する情報が集まりやすいことです。ジャンル特化型よりもユーザーの参加数が多くなり、レビューや評価などの情報が集まりやすくなります。個人間シェアは相手が信頼できるか判断するための情報の量がとても大切になります。

新しい経験こそが価値

モノシーの提供できる価値のひとつはコスト効率性(=安い事)ですが、それよりももっと大きな価値があると思っています。

最大の価値は、シェアリングを行うことによって、これまでアプローチすることができなかった物・人に出会い、コミュニケーションを行う【経験】だと思っています。

僕自身、アメリカでairbnbを利用して新しい【シェア】の体験をしてきました。テキサス大学の学生の部屋に泊めてもらい、そこには他の同居人もいました。彼らと夜はパーティーに行ったり、自分たちの専攻・仕事などについてゆっくりと話をしたりして、友人になることができました。これはとてもおもしろい体験で、「シェア」の新しい大きな可能性を直感的に感じました。

僕は、この「シェア」を通じてweb上でもリアルな人間らしいつながりを持つことができると思っています。そして、モノシーでwebを通した信頼の上に成り立つコミュニティを形成したいと思っています。

皆さんのご協力とともに、モノシーを大きくしていきたいと思っています。モノシーはもうすぐ公開です。どうぞよろしくお願いいたします。

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Entrepreneur, Designer 本部 剛

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