Core Conversation about Google Glass at sxsw 2014

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sxsw 2014のgoogle glass group conversationに参加してきました。

参加したセッション
http://www.sxsw.com/interactive/news/2014/2014-sxsw-interactive-session-spotlight-core-conversation-google-glass

  • 参加者数:約70名程度
  • US residentsの割合は約70%程度。
  • 日本人は10名ほど参加。他のセッションよりも日本人率かなり高い。
  • google従業員一名も一般参加者として参加。
  • google glass保有者は約10名。想像よりもかなり少ない。USにおいてもかなり黎明期である印象です。

core conversationでの主なトピック

まず話題になったのは、社会からの反発。様々な場所でgoogle glassの着用を断られている。空港、オフィスなど。スマホカメラの時にも同じような社会現象が起きたので、google glassについても同じように、最初は反発されるが、次第に受け入れられるという意見。個人的には、このような文化的な反発は、大企業による迅速な参入を妨げるのでスモールプレイヤーにとって有利な条件に感じられた。

スマホよりも本当に便利なのか?スマホで十分でないか?という意見。これに対してglass保有者は、スマホ使用の際の鞄・ポケットからから取り出して、下を向いて、電源を入れて・・・という一連の動作なしに、速やかに行動に移れるのがamazingだ。とのこと。

すでに仕事で利用している人もいた。何の仕事か詳細は聞き取れなかったが、bossが常に、行動をチェックするために装着している。

常に装着していると頭いたくならないかという質問には、非常に長時間装着していると、右目右上の部分に残像が残る。就寝時にその部分がフラッシュするとのこと。

動作はsmartphone必須、bluetoothで通信。smartphoneがコアデバイスとなって、glassやその他wearable機器をコントロールしていく。internet of thingsの中心にsmartphoneが位置する。

スペインからの参加者が、なんでUS residentに限定しているのかという問いには、今は開発試用期間であるためと、いう意見。US residentsたちは、あまり国外に関心なさそう。

メガネのようにフレームを折りたためない。改善してほしい。

本物のメガネの上に重ねて装着しているexplorerもいた。

日本でのアプリ開発は不利

まずgoogle glassの購入がUS residentでないとかなり難しいです。USのクレジットカード+USの住所が必要です。並行輸入業者も現れているので、現物を手に入れることはお金さえあれば何とかなるかもしれません。ただ、技適の問題があるので、個別機器での技適承認を得るためさらにコストは高くなりそうです。

あと、圧倒的にgoogle glass開発者が少なくなるので、コミュニティ形成やノウハウ共有がなかなか進まないと思います。日本人開発者の場合は、stackoverflowなどで追いかけていくしかないでしょう・・・。

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Entrepreneur, Designer 本部 剛

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